手作りのシートカバーで車の模様替え

マイカーを持つようになって、年2回の行事があります。
車の中の模様替えです。
模様替えと言っても、大々的に派手なことをしているのではないのですが、シートカバーやクッションを変えています。

秋から、冬にかけては、オレンジなどの暖色系に合わせて、変えています。
シートカバーは、裁縫が得意な家内が作っています。
クッションは、娘か義母が作ります。
男性の私からすると、内装の模様替えをしても、あまり変わらないと思っていたのですが、やはり変えることで車内の雰囲気がかなり変化します。
特に寒い冬の時期にオレンジ系のシートカバーは、外からでも目立つのですが、暖かそうに見えるのでいいですね。
季節が変わる度に新しいカバーを作るのは、大変かなと思っていたのですが、手先が器用で作ることが好きな家内からすれば、それが楽しい様子。
これで気持よく運転してもらいたいという内助の功にありがたく感じるのです。

実家に乗用車で行きました。
毎年、正月は実家で朝から雑煮をアテに熱燗をやるのですが、今年は年末から急に足が腫れてどう考えてもこれは電車では行けないと思い泣く泣く自分で車を運転して行きました。
タクシーで行くと言う手もあるのですが、何しろ1万円は軽くかかってしまいます。
永年、酒飲みをしていますが、正月に酒を飲まない年はありません。
実家に着くと弟や妹はいつもの様におちょこ片手にすでに酔っぱらっていました。
そこに救世主が現れたのです。
父の会社の竹中さんです。
彼はお酒をまったく飲めません。
彼は私の家のすぐそばです。
おそるおそる竹中さんに聞いてみました。
「帰り、送ってくれる?」
「もちろん、そのつもりで来たんですから」
なるほど……。
父の配慮でした。父は本当に気が利きます。見た目にもこだわる人です。
私が車の運転のためにお酒が飲めないのを知って、竹中さんを呼んでくれたんです。
それを聞いてすぐ、一斉に私の前におちょこが差し出されました。
私達一家の酔っ払いぶりをニコニコ笑って見ている竹中さん。
本当に傲慢な社長の父の下で働いてくれてありがとうございます。
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